無料通信アプリで知られるLINEが「BITMAX」という仮想通貨取引所を国内で開設する、という情報があがっています。
LINEのグループ会社LVCが、金融庁の審査を受け仮想通貨交換業者として登録を済ませ次第、早ければ7月中にも仮想通貨の取引を開始するとのこと。
この情報により、一時LINEの株価が上昇する動きもありましたが、その後LINEからは「正式に決定している事実はない」とのコメントが発表されています。
そもそもLINEは、昨年から「BITBOX」という仮想通貨取引所を提供していますが、これは現時点で日本からは利用することができません。
そこで採用されているのと同様のシステムがBITMAXでも使用されるのではないか、
ビットコインはもちろんLINEが発行する独自通貨「LINK(リンク)」など複数の仮想通貨を取引することができるのでは、と言われています。
これによってLINEは、国内約8000万人のユーザーを取り込もうとする狙いが見受けられますが、
Facebookの国内ユーザー約2800万人と比べても、実際に開始されたときの影響はかなり大きなものではないかと考えられます。
あくまで現時点ではLINEからの公式な情報というかたちではありませんが、近いうちに新たな発表があるかもしれないので、期待しつつ注目したいところです。